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【ゲーム批評第1回エースコンバット7批評表】16項目10段階評価での批評とそのレーダーチャート

エースコンバット7【GM】ふじさん・ザ・ゲーム批評第1回のサムネ画像

16項目10段階評価の批評とレーダーチャートで語る。ネタバレなし。

尚、画像は使用せず、軽量化のため文章メインで語っていく、

 

 

 

 

 

※画像読込完了まで数秒待機よ♪ 

  

【まず最初に】

 

16項目、10段階評価についての解説は、第0回で詳しく書いている。

各項目がどういう評価内容のものか?については読めば理解できる。

また、ネタバレなしの評価表になるため、抵触する部分は完全にボカしてある。

 ネタバレ含める批評後半と、あわせて読むと理解は進む。

  前半ネタバレなしはこれ

  

16項目10段階評価表

  

エースコンバット7PS4ゲームマスターX批評評価表レーダーチャート

STG感とカスタマイズ性が極端に低い以外は、総じて評価は高め。

STG感とは、シューティング感のこと。ちなみに平均点は5点。

 

 

ではまず固定項目解説へ。 

 

 

【*固定項目*】

  

【操作性:8】 

単純に他とは比較できない。

 

というのも、エースコンバット的な操作性というものがあり、その中でどうかが基準。

飛行中での操縦のため、ふわふわした操作性になるのは障害でもあり醍醐味でもある。

 

しかし普通のシューティングゲームが基準になっている人にとっては、

右押せば右にピッと進み、離せばピタっと止まるような操作性が基準となるため、

この評価点は当然、下がる。

 

君がもしピタっと止まるよくある挙動を基準にするなら操作性は3点ほどになる。

ちなみに終盤に開放される高性能機体の挙動を基準にしていない事は、追記する。 

性能が高ければ操作性は高まる。

 

 

【感覚設計:5】 

感覚的な操作感としては、不慣れな状態では馴染むまで苦労するとはいえ、

慣れればそれぞれの操縦操作自体は理にかなっているため、本来なら8点だった。

 

しかし操縦以外の部分が意味不明だった。△ボタンによるロックオンターゲット切替が

8年前のPSP作品であるX2ジョイントアサルト時代から何ら進化しておらず、

距離は考慮されず、照準を基準にロックオンする以外に優先順位がないことから

これは戦闘の感覚操作に直結する部分であるため、減点対象とした。

 

多様な操作の中、距離基準のロックオンにする補助操作もあってもいいのでは。

例えばL3や△長押しで基準変更とか

 

他、ミッション選択後でないと機体カスタマイズや機体購入ができない。

これはどういうことかというと……

 

仮にパーツ選択したい場合、ミッション選択していないメニュー画面から最短でも

continue→暗転→ムービー開始(OPTIONボタンでキャンセル可)→作戦名とサブタイトル表示(読み込み)→作戦会議(OPTIONキャンセル可)→戦場概要画面でOPTION押して出撃準備→ミッションスタートか機体購入画面の選択が出る→ミッションスタートで機体選択画面へ→選択後特殊兵装選択画面へ→ハンガー画面になり機体選択、特殊兵装選択、パーツ選択、スキン選択、エンブレム選択、戻るの選択画面にようやく到達

やっとパーツ選択画面へ!

 

と、ミッション開始していない、前回の続きからやるかどうかの画面からとはいえ、

パーツ選択画面までこんなにポチポチさせられるというのは、いかがなものか?

ムービーだけ見れる項目や、取得した勲章の確認などをしたいときは、

まずミッション開始前に戻る必要があるため、例外なくこれを繰り返させられる。

何なら、タイトル画面のあとに表示されるメインメニュー画面から、

ハンガーに直接行ってパーツやらスキンやら選べたところで、何か困るんだろうか?

 

また、メニュー選択画面の演出が長ったらしく、パパパッと操作できない。

ミッション選択時も、カーソル操作できるようになるまで時間がかかる。

見た目にも表示は済んでいるのに、操作がまだ出来ないというのはイライラ。

長い演出中でも、その間に操作できてもいい。他の色々な事もあわせても

意味不明なため5点。

 

もし機体操作での高い評価が無かったら2点となっていた。

 

 

【操作熟練深度:9】 

操作熟練深度は文句なく9!

気持ちとしては10にしたかったけど、神速精密な連続操作とはいえないため9点。

 

しかし、あくまでもフライトシミュレーション的な開放感と操作感の中で、

自在に空を飛ぶために求められる操作熟練深度の話なので、それはすばらしい。

極めれば極めるほどに、その飛行が変態となっていく潜在力は最高峰といっていい

  

 

【爽快感:8】 

9にしたかったところだけど、 フライトシミュレーション的限界は超えられないため

爽快というよりは飛行体験としての快感によるものが、評価の主な部分になる。

ゲームマスターの思う爽快感というのは、高速移動、超高速精密操作、要反応速度など

そうした要素によってバッタバッタとなぎたおしていくようなもの。

 

ただし飛行感も爽快感抜群で評価。

8点は十分高い点だし、大量に並ぶ敵を複数ロックオンで一気に殲滅した日にゃ

その爽快感にもだえてしまう。ゲームジャンル的限界を考えれば、8点は最高峰。

 

尚、特定ステージでのいろんな制限による難易度の跳ね上がり方は評価外とする。

というのも、爽快だと思うステージのいくつかをまわし繰り返せばいい、簡単な話。

 

もしシナリオで難しくつまづき進めないという人がいたとしたなら、

それはこのエースコンバット7の難易度についてこれなかったという、

技能不足による脱落者に過ぎない。それは、プレイヤーごとに答えがあるということ

 

楽しむまでに至れるかどうかは、プレイヤーレベル次第であるということになる。

要するに、何かと難しい。

 

念を押すけど、

Sランクを取るだのトロフィーだのといった、ゲームに遊ばされるようなプレイ

よくある一般プレイヤーのするテンプレイでしかないため、その要素は除く。

 

また、爽快感については

もし超旋回、超加速、弾薬無制限、多数同時ロックオン、瞬間移動、格闘兵器があれば

10点も夢ではなかった。しかしこうなるとさすがに違うゲームになってしまうため

そうはならないでほしい。

 

 

【音楽:6】 

X2の音楽は本当に好きだった。とはいっても数点かいつまんでの話だけども

今作は、さほど響きはしなかった

 

元々、オーケストラというより、スーパーファミコン時代のゲーム音や、

伊藤賢治氏のイトケン節に代表される、主旋律重視の曲に心震えるし、

ああいうゲームミュージックが好きというのが大きな理由ではあるけども、

X2の楽曲は良く、放送でのメインテーマとして使わせてもらっている。

 

となると今作のBGMは微妙か

 

反攻作戦が成功し、一気に優勢になったときのあのBGMはたまらなかったし

他、爆破音、通過音などの効果音は臨場感溢れるものがあり、無線感もたまらない。 

これら総合して、6点となった。

 

ちなみに5点が平均点。悪くはない。

  

 

【自由度:4】 

自由度はないに等しい、とパッと頭に浮かんだ。パーツカスタマイズもあるのに。

なぜか?といえば、シナリオが一本道、熟練度なし、パーツ強化もないからか。

 

機体を選択できる自由はあるものの、これを自由度といっていいものか迷うところ。

 

自由度とは、プレイヤーのプレイの道筋がいくつもあったり、様々な手法でプレイし

クリアしていけるようなことで、それは育成方針やその育成結果のことでもある。

 

パーツも8個制限ありで、更にパーツポイントが上限越えると付けられないなど、

バランスの悪すぎる特化機体でプレイすることもできない、という理由もあった。

武器の性能はともかく、機体の挙動に関するパーツなら特化できてもいいのでは。

そのため、平均点である5点よりも下の、4点となった。もっと自由を!

 

シナリオ分岐あれば尚よしだけど、今作の展開なら十分不要なので減点対象外とした

  

 

【物語性:9】 

物語には本当に感動した。

映画化されたら間違いなく観る( ´,_ゝ`)非常にアツくたぎった!

描写されていない細部、キャラクターの掘り下げなどもあるだろうし興味深い。

 

詳しく書くと間違いなくネタバレになるため、気になる人はネタバレあり後半へ。

 

 

 

【キャラの魅力:8】 

バッチリキャラ立ちした魅力溢れるキャラクターに魅入られた。

それぞれに想いがあり、人間らしく生きる事がどういう事か?も掲げている。

敵機の存在もあり、人と機械との対比としても映るため、その描写は印象的。

 

だからこそもっと掘り下げてほしいというのは率直な感想。

ムービーは要所要所を捉えているのだろうけど、いかんせん尺が短すぎる。

しかしこの尺の短さは減点対象とはいえない。想像の余地がある事も大事だからだ

 

そのキャラの生い立ちや、考え、取り巻く環境などをもっと知りたいと思えたし、

より理解し、よりその魅力を感応したい、と強く感じられたのは、魅力ある証拠。 

 

 

【誠実さ:7】 

ゲームマスターとしては、特に問題も起きていないので何とも言えないが、

特定ステージで進行できなくなるバグがあった様子。詳しくは調べてみるといい。

エースコンバット7 バグ - Twitter Search

 

尚、このステージはゲームマスターが何回もプレイしたが、バグには遭遇してない。

そういえば、28日にアップデートがあったのを思い出した。

そのあたりから、これに該当するバグのツイートは見られなくなっているため

修正されたと見ている。

 

告知されていたかどうかの確認もとれていないため、何ともいえないところ。

とはいえ下がっても6点。平均以上。 

 

 

【カスタマイズ性:2】 

ないに等しい。

操作ボタンの変更は申し訳程度。

全ボタンをフルに使いこなすことで、更に操縦感が増すとはいうものの、

そこまで必要ない人なら、必要最低限のボタンを最もやりやすい位置に設定できれば

快適に遊べることになるため2点。

  

 

【没入感:10】 

文句なしの最高点!

とにかく3Dグラフィックの美麗さ、空の解放感、その迫力に没入せざるをえない。

そんな空を高速飛行、変則飛行、天地逆転、蛇行などなどと使いこなしていくことで

空の王者となった気分に。

 

無線による仲間同士の会話、敵軍会話の傍聴、圧倒的力量を持つミスターXの存在感と

その戦闘空間を彩る要素として、この上なく素晴らしいものがあったし、

雲海、逆光、自然の障害、といった環境の再現も素晴らしい。

その環境に晒されたくなったら、そのステージを遊んで自然の障害を体験できる。

それら自然の障害に対して、いかに美しく、より変態に対応できるか?も醍醐味。

 

つまり、自然障害描写が素晴らしいからこそ、こんな醍醐味も満喫できるということ。

ビルの間や切り立った崖の間や雲海を高速で飛行し抜けるときのたまらない快感は、

こうした、世界を形作る要素がしっかりと作られているからこそ得られるもの。

 

このゲームは、シューティングという枠に留まらない。もはや飛行体験だ。

  

 

【中毒性:7】 

主にその飛行体験のリアリティと、その操作熟練深度にかかる中毒性によるもの。

ただ惜しいのは、育成要素としての中毒性がシステムとして用意されてないこと。

 

兵装を使い込めば使い込むほど熟練度があがり、性能が上がっていくとか、

消費パーツポイントが減っていくとか、そういう育成要素も中毒性につながる。

そうした育成要素は、何度も何度も繰り返しプレイするやりこみ要素にもなる。

 

もちろん、プレイヤーの操縦技能を鍛えるという面で再現ないやりこみ要素はあるが

システム面で、ただ金が貯まっていくことや、Sランク、トロフィー以外に、

機体、兵装、パーツの熟練度システムがあれば、中毒性は高まる。

際限ない金の使い道があれば尚よし。

 

とはいえ、それがエスコンらしいか?といえば、別の話になるかもしれないし

これはこれでいい気もする。

 

 

では可変項目へ

 

 

 

【*可変項目*】

  

【進化度:9】 

シリーズものであるため進化度とした

 

8年前のエースコンバットX2 ジョイントアサルト PSPからのプレイ。

その衝撃と感動は凄まじいものがあった。PSPという携帯機だが圧倒された。

それは古くはスーパーファミコンのパイロットウィングスであり、

いつかの大型ジャンボ機フライトシミュレートゲームでの感動にも通じる。

 

そのX2プレイ時でのエースコンバットの衝撃をも遥かに超えたものが

このエースコンバット7のプレイ時に、ゲームマスターを襲った。

 

気象が絡んだ自然の色々な要素の表現など、実際の戦闘機事情により近い!

と思えるリアリティもまた、この感動を支える大きな背景となっている。

 

そういう経緯からの進化度評価のため、シリーズをプレイしてきたプレイヤー…

たとえばグラフィック性能の上がった近作から、今作をプレイしたとか。

 

そうなると、グラフィック面やその迫力についての衝撃は当然、薄くなる。

 

また後にも先にもX2が初体験であり、最後にエースコンバットをプレイした作品。

その間にどういう進化、または退化があったかはプレイしていないのでサッパリ。

これについては冒頭に伝えたが、そういう進化度評価ということは伝えておこう。

  

 

【マニア向け:9】 

どう転んでも万人向けなどではないため、マニア向けとした。

 

今更語るまでもない、その自機の操作感や操縦方法であり、戦闘シーン。

戦闘機で空を飛ぶ以外に戦場なし、と清々しいほど特化したフライトゲーム的内容。

エースコンバットだからこそ楽しめるそのゲーム性は、唯一性のものがある。

 

そのため、合わない人はとことん合わないだろうし、

合う人には、とことん合ってたまらないゲームということになる。

君はどっちかな?

  

 

【STG感:3】 

シューティング感。というと、バンバン撃って敵機を倒して破壊して壊し尽くし、

ボスは巨大で、激しい攻撃をなんとか回避、またはボムで緊急回避しつつ、

ボスの弱点、またはその硬い耐久力をゴリゴリ削って倒す……という要素になるが、

そうしたシューティング観から評価すると、今作は途端に弱くなる。

 

エースコンバットとは、よくあるシューティングとは明らかに異質と考えているが、

STG観から見ると、気象の障害などの操作性の妨げになる要素はまるで不要であり、

パワーアップもまた、顕著でわかりやすい強化が成されないとつまらない。

 

そのため、今作はとりわけ微妙な評価となった。平均点は5点のため、それ以下

  

 

【エスコン感10】 

繰り返すけど、以前プレイしていたエースコンバットは8年前、

X2ジョイントアサルトというPSPの作品。その間のエスコンは未プレイ。

 

その8年前のX2にはとてつもない衝撃を受け、身震いするほどの感動すら覚えた。

 

素晴らしいゲーム体験が出来たが、以降のエースコンバットシリーズに手を出さずきた

その話については、いくつかの記事で紹介しているのであわせて読んでみると、

いったいどんなプレイヤーが、こうした評価をくだしているのか?が見えてくる。

 

エースコンバット7は是非、こうした進化路線を追及していってほしいが、

フライト体験でいえば、仮に8や9が世に出たところで、買う理由はあるか?とも。

 

これがRPGでいえば、敵を倒して経験値と金を得て、キャラを強くするという

RPG的育成要素だけでいえば、何も新作をプレイしなくても満喫できるからだ。

 

それを踏まえ、ではなぜ、エースコンバットの新作をプレイしたいのか?といえば

シリーズを通して満喫してきた、このシリーズならではの王道要素を守った上

人物、物語、敵機、国であり世界、展開、といった新要素を期待しているという事。

 

それを踏まえた上で、ここでいう新要素とはVR機対応したことによって

現代における仮想現実体験の極みといっていい飛行体験ができる事も価値は高いし、

新たな機体、新たな兵装、新たな操作、新たな人物、新たな物語………

 

そしてエースコンバット感に添った上での、新たなエースコンバット……と、

そういったものと見受けられる。

  

しかし、従来のプレイヤーが求める要素を守った上で、新要素を採用できたか?

という観点でいえば果たしてどうなのか。それはゲームマスターにはわからないし、

そもそもゲームとは進化していくものであり、エスコン感の評価というものでいえば

ファンの数だけ答えはある。

 

それら多くのファンの声が、もし共通したものとなっているのであれば、

多く居る、往年のシリーズファンからの総合意見という意味でいえば、正しい。

 

 

しかしゲームマスターの答えは、残念ながら違う。詳しくは総評にて。

 

 

  

総評

  

【総合評価:9】 

飛行体験。

エースコンバット7をひとことで表現するなら、それになる。

シューティング感の評価点が異様に低いのも、そのため。

 

フライトシミュレーション的な3Dシューティングゲームということをまず認識し、

そっち方面に楽しみ方を切り替えていかないと醍醐味を引き出す事は難しい。

 

よって、操作感などで人を選ぶ……というマニア向けなゲームであると同時に、

シリーズを通してプレイしてきたとかいう、数の実績はまるで役に立たない。

 

そのプレイヤーが、本当にゲームを楽しむにふさわしいプレイヤーなのか?が問われ

それは即ち、プレイヤー自身の、プレイヤーレベルが問われるゲームという事。

 

知識は能力ではない。

 

それは同様に物語への評価にも言える。

プレイをしてきて多くの物語を知ったからといって、それが知識だけで終わっては、

次に同じような物語があると、それを楽しむことができないということ。

 

物語を楽しむ基準が、斬新さや、先が読めない程度しか判断基準が無いのは致命的

 

つまり、物語の骨組みという、あらすじのつじつまでしか認識できない証拠であり、

そこに肉付けされ彩られた、様々な感応を同時処理する能力がないということ。

 

多くのものに慣れれば慣れるほどに、知識が増えるため、多くを語れるが

能力が薄っぺらいと、ただの骨組みでしか何もかも語れないし、

あらゆる物語に対して、ただただ斬新さを失い、意表もつかれなくなるため

物語というものをまったく楽しめなくなってしまう。これはただの退化である。

 

しかし知識だけは豊富なため、テンプレイヤーは次第に自分の知識だけの意見から

能力が高いものと同等の意見であり、語るだけの資格がある、と勘違いしだすのだ

 

これが、知識に支配され、没入する事のできなくなった者の哀れな末路。

 

昨今、グラフィックが進化し、まるで現実と遜色ないレベルの映像で

3D空間で演出されるゲームを楽しむことが出来るようになったが、

それは同時に、想像の余地がまるで入り込めなくなったということでもある。

見たままのそれが、正解だからだね。

 

しかし、そこに落とし穴がある。

 

わっかりやすく全部描写され、矛盾も何もなく詰め込まれた隙のないものが

よくできているというのは間違い。それはただ理論として誤りがないだけである。

 

物語を楽しむという事は、

あらすじでつじつまがあってるかどうかの確認作業ではない、ということ

 

今作のストーリーは、ムービー面だけで見るとつぎはぎにも程があるが、

だから手抜きとか質が悪いということではない。想像の余地があるという側面がある

 

美麗で迫力のある、実写さながらの映像で要所要所を描写してもらうことで、

その要所要所の間にある何かについて、想像で補完し、最も熱い展開を肌で感じ、

その壮大で熱い、近未来にありえなくもない世界に飛び込むことが出来る。

 

それはどれだけ知識があるか?ではなく、どれだけ感応できるか?ということ

 

その想像の余地は、どう補完し、その補完するための原動力をどう得るか?といえば

いかに没入できたか?次第。

 

そこに広がる物語に、どれほど感応し、世界に飛び込み体験できたか?ということ。

 

それを踏まえ、もし語る資格がどうとかの話になるのであれば、

これだけの描写で飛行と戦闘感が描かれ、無線によってパイロットの人格も表現され、

リアルタイムでの会話、抑揚、展開、緊迫した状況の説明なども確かにあるなか、

高クオリティの美麗なムービーで要所要所は明確に表現されているというのに、

兵器の脅威や、その切迫した状況もこれほどまでに演出されていてもなお、

その空間、戦闘、展開に没入する能力もなく、ただ知識増やしてドヤり

そんな程度の能力しかないのに、プレイしてきた数だけを印籠として掲げ、

声高にテンプレ否定するしか能がない程度のプレイヤーには、

この作品の物語を評する資格はない

  

最後に

 

シリーズ通してプレイしていることと、語る特別な資格を得る事はまるで関係ない。

プレイヤーの能力も見えてこないような感想など、何の信頼性もないからだ。

 

プレイし、クリアすること自体、確かに難しい作品もあるかもしれないが、

ただゲーム性に添って、ただただテンプレ攻略通りにクリアするなら

昨今、または一昔前のゲームは、一部のものを除き、さほど難しいものではないはず

 

しかしながら、もし君が、そんな「シリーズ通してプレイしているだけ」

当てはまるようなプレイヤーなのであれば、そうした感想は参考になるといえる。

 

なぜなら君もまた、

「シリーズ通してプレイしているだけのプレイヤー」なので同じ感想になるからだね

 

 

更にゲームマスターから言わせれば、

多くのプレイヤーは大した能力も持ち合わせていない為、

ゲームが用意した通りの極めてテンプレ的な遊び方、楽しみ方しか認識できない。

 

薄っぺらく未熟なくせに

「このゲームはこういうもの」と勝手にテンプレ決め込んで基準を作り、

それで楽しければ楽しい!つまらなければつまらない!などと

楽しむ事を体現することができる真のプレイヤーとなった気になった挙句、

そこから少しでもズレただけで、楽しみ方が一切認識できなくなる程度の能力であり、

それに対応できるだけの人間能力もない、そんな多くの普遍的な者と同じなのに、

世界の、世間の意見の数を背にして、ギャーギャー騒ぎだすという心象が強い。

 

もちろん、シリーズなのに違和感強く納得いかなくて否定する気持ちはわかる。

 

ファイナルファンタジー15を題材に、7からプレイしなくなった話もした。

しかし唯一違うのは、プレイする事すらしないことで主張をしたということ。

 

でも、もしゲームマスターがこのFF15をプレイすることがあるとしたら、

ゲームマスターの高い人間能力をもって、FF15だからこそ最高に楽しい!とする

その醍醐味を引き出して、全力で満喫していけるだろうし、そう伝えていける。

 

そして、意見というものをただの知識でしか認識できない程度のプレイヤーは、

ゲームマスターのような、真の上級者の意見も、低俗なテンプレイヤーの意見も、

文字と知識法則でしか認識できない為、同じ事を言ってるとしか認識できない。

 

そう、本質はまるで違うということ。ただ文字で同じ事を垂れてもまるで違う。

 

 

……何が言いたいかわかるかな?

 

 

もし君がエースコンバット7をプレイしたというのなら、

まずその能力をもって、このゲームの醍醐味を本当に引き出せていたのか?

自身のあらゆる性能をもって、真のプレイヤーレベルに問う向き合い方をしよう。

話はそれからだということ。

 

シリーズをプレイしてクリアしてきただけのことは、何の資格にもならない。

大した能力も持ち合わせていない者の声高な叫びに、何の価値もないからだ。

  

そのため、意見をするプレイヤーには能力証明を義務付けるべきと考えている。

どんなプレイヤーがその知識を語っているのか?で、知識の意味が変わるからだ

 

ちなみに

ゲームマスターは、こういう人物

もし声高に叫ぶなら、これらを理解した上で叫んでいると自覚することは重要だし、

もし叫んでいる人が居たなら、それを理解した上で耳を傾けてみるといい。

 

何が真実か?

それが観えてくるはず( ´,_ゝ`)☆=-キラリッ

   

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ネタバレなし前半

 

ネタバレあり後半

 

その裏話